前回は、
「自分の長所・得意なことをみつけ、それを生かして稼ぐ」という事を書きました。
自分の長所・得意分野を求めてくれる人が必ずいる
話は飛びますが、
TV「しくじり先生」って観たことありますか?
私は何度か観たことがあるのですが、
この番組は人生で “しくじった” 有名人が天国から地獄へ落ちたいきさつや、そこから這い上がってきた話、それにより得た人生の教訓などを話してくれるのです。
先日は俳優の野村宏伸さんが出演されていました。
彼はフジテレビ系列で1987年から2000年代にかけて放送された「教師びんびん物語」の榎本役で大ブレークしました。
主演の田原俊彦さんとの先輩後輩コンビがとてもマッチしていたものです。
ですが、
この成功で彼はかなりの勘違いをし、尚且つ莫大に入ってくるお金の価値観もガラッと変わってしまったのです。
仕事を選ぶようになり、とにかく我儘な状態で、自分がやりたい仕事(しかもそれは彼には合っていない)しかしないので、あまりの違和感に仕事のオファーは激減。40歳の時にはほぼ無職同然になったそうです。
その後、
田原俊彦さんが出演されているバラエティー番組に出て、それを観ていたドラマのプロディーサーがある役のオファーをしてきたそうです。
しかし、
この役の為には当時は少し肥えていたようでクランクインまで10㎏以上の減量をしたそうですよ。
そして、
この役を演じてから自分の考え方も変わり、またドラマのオファーも増えていったそうです。
そんな彼が「しくじり先生」で最後に話した教訓の一つが
仕事とは人から求められる事に最大限のパフォーマンスで応えること
自分のやりたいことだけをやるならば、
それはただの自己満足
誰かに求められてこそ仕事になる。自分の力を必要としてくれた人に対して
最大限のパフォーマンスを見せるのが自分がやるべき仕事なのだ。
自分のやりたい事、
好きな事だけを仕事にしたい。
確かにそれで上手くいっている人もいますし、好きじゃなきゃ続かないですよね。
でも、
その「好きを仕事に」の前提には
『誰かに求められている事』があるのです。
誰かに求められる ⇒
それはあなたの長所・得意な事が「出来る」と思われてるから求められる (その人は「出来ない」「得意じゃない」) ⇒
その求められた事をあなたは自分の最大限のパフォーマンスで成果を出す
このループが出来て上手に回りだすと、
苦しくなく、楽しく、自分らしく稼いでいけるのではないでしょうか。