母が誤嚥性肺炎で救急搬送されました。
しかしそれまでの症状が「肺炎を起こしている」とは全く想像つかない感じだったのです。
なので誤嚥性肺炎の診断に、肺が真っ白になっているレントゲン画像に驚いたのでした。
特に高齢者の誤嚥性肺炎は所謂肺炎の症状が出づらく見逃しがちになるとの事
我が家の経験を少し記させて頂きます
高齢者の誤嚥性肺炎とその特徴
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、口から食道へ入るべきものが気管に入ってしまうことを誤嚥と言い、胃または口から唾液や食べ物、胃液などを細菌と一緒に気道や肺に誤って吸引することにより発症する肺炎を誤嚥性肺炎と言います
参照:Wikipedia
通常肺炎のよくある症状としては
38℃以上の高熱
咳
息切れ
痰
倦怠感
のどの痛み
胸の痛み
などですが
高齢者の誤嚥性肺炎だと普通の肺炎時に発症しやすい高熱や咳などの症状が見られないことが多いそうです。
実際に母も熱は少し出ましたが咳などはなかったのです。
高齢者の誤嚥性肺炎 主な6つの症状は
1.呼吸が浅い
2.全身のだるさ
3.ボーっとしている
4.元気がない
5.食欲不振
6.何より怖いのが本人が症状に気づかない
母の状態はどうだったのか?
母もですが一緒に暮らす家族さえもまさか『誤嚥性肺炎』になっているなんて思いもしなかったです。
↑↑ でも書いていることと重複しますがまず母の場合
誤嚥性肺炎 母の急変
朝ごはんは普通通りちゃんと食べた
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洗濯と掃除もいつも通り行った
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10時過ぎくらいかな?お手洗いに入って中々出てこない⇒様子を見に行ったが大丈夫という
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その後10分くらいして気持ち悪いと言い出し少し嘔吐する
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具合が悪いから横になりたいと訴え布団に寝かす
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午後トイレに行きたいと起きるも身体に力が入らず這って部屋から出てくる
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ビックリして抱え込むと身体が熱く熱を測ると37.9℃ある
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全身脱力していて力が入らず歩けないので父とトイレまで運びその後再びお布団に寝かす
※この際「息苦しい」とか「胸が痛い」とかは全くないと言い、ただただ「疲れた~疲れた~」というだけでした。
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夜、22時頃また母がトイレにいきたいようで這って部屋から出てきたので父とトイレまで運びまたお布団に寝かすという事をしました。
この時横になったらすぐに「トイレに行きたい」「お腹痛い」と言い出し私がどこが痛いのかとお腹に軽く触れただけで「痛い~」と大声で叫んだので、これは朝まで無理だと思い救急車を呼びました。
肺炎で酸素濃度もかなり低かったので
と言われました。
同時に
この状態が通常になって慣れてしまっていたのか
高齢者に多い感覚の衰えで苦しいのに気づいてないなどがある
との事でした。
それくらい「誤嚥性肺炎」になっている事も「胸に水が溜まっている(胸水)」も全く気づきませんでした。
前兆はあった? 今思えば・・・
そういえばというくらいの前兆はいくつかありました。
本人曰く「声が変わった気がする(ガラガラ声になったと)」
足の甲が浮腫んでいた
左肩から腕の痛みが続いていた
でも、本当にこれくらいしか思い浮かばないのです。
左肩・腕の痛みは整形外科→内科→ペインクリニックと診察してもらうもどこも原因は不明で痛み止めも効かない状態ではありました。
足の甲の浮腫みは気になっていたので病院へ連れて行こうとしたけど「たいしたことない」と一蹴され放置しちゃってました(ーー;;)
この経験がどなたかのお役に立てれば幸いです。
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